推しライフ徒然草

推し(吉沢亮さん)への愛と考察と妄言のつぶやき

青天を衝け~感想~第20話

太夫、青天の霹靂。
別称→篤太夫、土方に愚痴をこぼすの巻。

いや~、土方さん、カッコ良いわ!
登場時の一声で、ヤベェ奴キター感があって、怖い怖い。
そして、篤太夫の気圧され具合がね、お可愛いこと(^^)
ビビリ加減が絶妙で、吉沢さんうまいわ!

土方さんは殺陣もおいしいところ持っていってカッコイイ~!
敵を一掃した後、篤太夫に向かってくるかと思いきや、背後に隠れていた敵を一突き!
ベタな展開だけど、おいしいよ!

それとは逆に、カッコ悪い役回りを、ちゃんとカッコ悪く演じられる吉沢さん!
捕縛後、戸口のところで土方とすれ違うたび、ビクビクと反応してる細かい演技!
「もうちっと早く来るかと思ったぞ」
「俺が切られでもすれば天下に轟く新選組の面目が丸潰れだ」
この減らず口が栄一たるゆえんですわ!
それがちゃんと強がりからくるものだと、表情や台詞回しで表現できてるところが素晴らしい!!!!さすが吉沢さん!!!

そして、互いに武州の百姓だと分かり、意気投合。
ここの栄一と土方の二人のシーンが、今回のメインディッシュですわ!
イケメン×イケメン=眼福!
それだけじゃなく、土方に出会って、初心を思い出す栄一。
新選組・土方との邂逅という史実を、不貞腐れていた栄一に、前を向かせるというエピソードに仕立て上げた脚本の妙が、とても素晴らしい!!!
感服いたしました!
そして土方ファンでもあるので、いつも土方にはカッコ良い役者を配してくれることに感謝です。
町田くんの土方さんは、栄一の言った「武州の風」そのものであるかのような、颯爽とした土方さんだわ!感謝感謝!


あと、今回吉沢さんがうまいな~!と思ったところ。

「(殿に)二度と直に建言なんて届かねえや」
と、猪飼様に向かって泣き言を言うシーン。
どんどん目が赤くなり、涙をあふれさせて、嘆くところがさすがだなぁ、と。
慶喜が手の届かない存在になってしまうことへの嘆き、
やりがいのある仕事を手放さざるを得なくなってしまった嘆き、
できることができなくなってしまうことのつらさや、
己の身分が変わってしまうことへのやりきれなさ、
栄一の中で、いろいろな感情がせめぎ合ってあふれた涙だと。
そういう複数の感情を同時に表わすのが、吉沢さんのうまいとこだよな~と思うわけですよ。
そして、「もう泣くな」と慰めてくれる猪飼様、優しい上司だわ。

っていうか、猪飼様&栄一のコントパート、面白かったのにな。
今回も冒頭シーンでの猪飼様のお口に出しすぎ!皆聞いてますがな!のシーンも面白かった。
猪飼様お江戸に行くし、今後しばらくはお預けなのかな?
面白上司&部下の関係、またちょっと見れたら嬉しいわ。


それと今回、吉沢さんの「ひと言」が何パターンもあるのが良き!

猪飼「我が殿が将軍になるやもしれぬ」
「えっ?」。まさに青天の霹靂といった驚き具合のひと言

大沢捕縛に誰が名代としていくのか揉めてるシーン
→視線を感じて振り向きざまに、「あ?」と怪訝な顔をする篤太夫

おっかないと噂の新選組の土方に「護衛するからご安心くだされ」と言われて、
→ビビリながらの「ん!」と上擦った頷きを返す篤太夫

たった「ひと言」だけど間合い含めて吉沢さんのうまさが感じられるので、すごいと思うと同時に大好きーってなるわ。

 

間合い&演出で言うと、引っ越しで京での一橋家から去るところも良かった!
机をなでる手に、名残惜しさが伝わってきた。
ガランとした部屋に向かって、最後に一礼する、溜めの間合いも素晴らしい!!早すぎてもダメだし、ゆっくり過ぎても間延びする、絶妙な間合い加減!!
そこに、これまでの職場に対する真摯さが伝わってくるのよね!!


あ~あと、喜作とのケンカもよかった!
なんだかんだ言いつつ、二人の小さい頃からの変わらなさ。
やっかんだり八つ当たりだったり、いずれにしても、ずっと腹に溜めておかずにお互いぶつけ合ったり発散させることができる二人の関係性がいい!

っていうか、ホントいいシーンばっかりだな、青天は!
毎回思うけど、吉沢さんが主役をやる大河が青天で、ホント良かったわ!

 

次週も楽しみです!
ってか、五輪で休止期間があると発表されたけど、回数フルでやるのか短縮されたのか知らないけど、どっちにしたって青天は面白い大河であることには変わりないし、吉沢さんはやりきるだけだし、作品としての評価も、役者としての評価も上がることはもう確定事項だと思ってるから、楽しめるだけ楽しむことにするわ!

ということで、次週もイケメン出てくるようだし、楽しみです!!