推しライフ徒然草

推し(吉沢亮さん)への愛と考察と妄言のつぶやき

青天を衝け~感想~第15話

栄一もとい篤太夫、スパイになるってよ。
今回もコメディ要素多めで、テンポ良く話が進んでいくから面白い!


猪飼さんドジっ子エピソード、大河でこんなコントやる?!ってくらい、慶喜の鼻血→包帯姿に、思わず吹き出しちゃった。
猪飼さん役者の芝居がうまいから、コントやっても大河ドラマとして浮いたりしない。
そう、青天はコントやっても浮かないのがスゴイ!
栄一しかり、円四郎しかり、役者の力量が揃っているから、ちゃんとクスッと笑えるほっこりとした範囲に収まっているのが絶妙!
芝居のバランスが良いんだよね~


円四郎からの命名シーンもしかり。
志の篤さから篤太夫命名されて、栄一の「えっ?」と当惑&不服げな表情w
喜作には、やっつけ仕事のように成一郎。字体にもそれが表れている笑
「喜作のままでいいんじゃねか」とか、「いろはにほへと…」と唱えていたり、ちょいちょい挟まれる堤さんのアドリブかっていうくらいのコメディ感の塩梅がうまいなぁ~!
喜作のワクテカ感も愛嬌たっぷり!何気に喜作の演技って難しいと思うのよ。主人公より前に出ちゃいけないし、かといって場に馴染みすぎてもいけないし。高良さん、高次元で演技のバランス保ってくださって、本当ありがたい(^人^)!!


ご飯炊き上げのシーンも、弥次喜多感!
炊き上げるコツを説明する抑揚のつけかたが、吉沢さんうまいな~と感心!
してたら、次の長七郎とのギャップにうわわ…動揺。
惇忠兄ぃが泣いた長七郎の頭の撫で方に、愛情の深さがしみじみと伝わってきた。
おていと平九郎とのアオハルも、今後の伏線になるんだろうなぁ…。

 


そして、今回のキーワード!
摂海防禦御台場築造御用掛(せっかいぼうぎょおだいばちくぞうごようがかり)♪
折田要蔵(徳井さん)のイントネーションで、もうインプットされてしまった。
それを顔芸付きでマネする篤太夫@吉沢さんもサイコー!


今回随所で篤太夫@吉沢さんの有能かつイケちらかしてる場面も!!
折田さんのところへ隠密として赴いたのは、
薩摩や各地域の方言を栄一が知っていたからで、それというのも惇忠兄ぃのところに各地から志士が出入りしていたからなのね。ちゃんと繋がっているなぁ。
会津や他の地域の人たちに分からない言葉を教えてあげたり、去る際には方言辞典みたいなのを作って置いていったり、有能なのはもちろん、「みんなが嬉しいのが一番」にも繋がっているんだろうなぁ。
折田の「皆の間に入って話をまとめてくれた」っていう台詞は、パリ随行の伏線だね。


豚鍋シーン。
「薩摩のいまの殿様には、その徳がおありですか?」
いいよ、いいよ!カッコイイよ~!
めっちゃ美肌なうえ、鋭い眼差し。理知的な言葉の選択。
西郷どん@華丸さんもすごい良かった!華丸さんじゃなく西郷さんだった!
ちゃんと演技できる芸人さんを配してくれて、ありがとう!
で、意外だったのが、次のセリフ。
「徳あるかたに、才ある者を用いて、この国をひとつにまとめてもらいてぇ」と。
自分たちが組している一橋家が<絶対>治めるのだ!というのではなく、
一橋にこだわらず、徳があるかたに治めていただきたいと考えているのだと。
なんだか前作「麒麟がくる」を彷彿とさせるセリフは、意図的なものかな?
メインビジュアルのポスターも「仁」つながりだったし。


そして、西郷さんの言葉が不穏な未来を暗示し、次週は…。
うん、たぶんロスになる…。


次回予告の
「おめぇはおめぇのまま生き抜け。必ずだ」と言われて、
「はい」と頷き、堤さんを見つめ返す吉沢さんの眼差し。
その言葉をしっかりと胸に刻みつけたと分かる眼差し。
そして、平岡@堤さんへの敬愛の念が、その眼差しからあふれている。
たった1カットなのに、それが分かる芝居をしているのがすごいと思った。
はぁ、次週は胸に迫る展開なのだろうなぁ…。