推しライフ徒然草

推し(吉沢亮さん)への愛と考察と妄言のつぶやき

青天を衝け~感想~第7話

前回の胸騒ぎ回、恋愛パートのくどい感じがイマイチだったけど、
今回は、良かった。
江戸パートは、幕末のごちゃつく政治部分を必要最小限に絞ってシンプルに描いてくれているような感じだし、
農村パートも、恋愛の進捗は遅いけど、話しがポンポン進んでいく。


栄一は、惇忠あにぃが大好きなのね。
本当は江戸に行きたかったんじゃないかと、ちゃんと栄一が口に出して聞いてあげたからこそ、惇忠あにぃも胸の内だけに留めず、行きたかったと吐露したことで整理をつけて吹っ切ることができたんじゃないかしら。
でも、吉沢さん声小さすぎてボリューム上げないと聞こえなかったよ。

栄一が喜作をアゲて落とすのが面白かった。コメディパートのセリフの緩急うまかったわ。
強引な仲裁をするなか姉さまのキャラ好き!お嫁に行っても時々戻ってきておくれよ~。

高家の前で、逡巡する栄一の表情が良かった。
千代と喜作の縁談話しを確認する栄一のためらい、千代の諦観した微笑み、「良かった」と自分を納得させるように頷く栄一、いやちっとも良くないでしょ…と視聴者が突っ込みたくなるヘタレ具合、そして諦めることの辛さを滲ませる千代。
演技力ある二人のやりとりが、表情だけでそれぞれの内面が語られてて、とても素晴らしいシーンだな、と。
そして、二人を気遣わしげに見守る平九郎の岡田くんもいい表情。きっと二人の気持ちを分かっていて気にしてるんだろうと伝わってきた。
岡田くんは、道場での長七郎の手紙を前に集まるシーンでも、並んでて華があるなと思ったわ。


今回の目玉は、絶景の谷川岳
吉沢さん、高所恐怖症なのに、一歩間違えば転落しかねない山頂の岩の上に立つなんて、めちゃくちゃ頑張った!!!
見てるこちらが、ひえぇ~~って感じなのに、あのビビリな吉沢さんが!!!
きっと心臓が震えあがっていただろうに。プロだわ!
お目目が茶色に透けていて綺麗だし、山の雄大な景色が素晴らしい。
漢詩を読む声は、十代の若々しさを醸し出すために若干高め。
(予告では落ち着いた読み方で、こちらも良かった!)
青天の太陽に手を伸ばして掴むシーンは、まさに「青天を衝け」の大河ドラマを象徴するような、とても素敵なシーン!
若手俳優吉沢亮としての挑戦も感じて、感慨深い。


そこからすぐにお千代にプロポーズは、ちょっと、あらら…だけど。
予告では、「この世を変えたい!」と大望を語っていた。
長七郎の手紙で問われていたことが、
青天を衝いた時に、己の気持ちと、己の志を、自分ではっきりと掴み取ってきた!ということなのだろう。…とは分かっても、
タイトルに直結するシーンなだけに、できれば大望&立志メインで扱って欲しかった。
恋愛パートにすぐつなげるとか、今回と次回に跨ぐのではなく、同一回でまとめてやって欲しかったな~。


脚本構成やボリューム調整も、難しいね。
しかし、時代が動いてきた感があるので、次回もまた楽しみ!