推しライフ徒然草

推し(吉沢亮さん)への愛と考察と妄言のつぶやき

青天を衝け~感想~第8話

今回は思いっきり幕府回。でも面白かったです。
幕末の政治はごちゃごちゃしてて陰惨なイメージ。
だけど今回の大河では、そのごちゃいた部分を、できるだけ分かりやすく描こうとしてくれている。
家康パートで、軽く事前説明してくれるおかげで、予習と心構えができて、本編でもフムフムと納得して視聴できる。
陰惨な部分も、各人の心情にスポットを当てて、共感しやすいように描いている。

そして、政治だけでなく、農村パートで当時の一般生活から見た世相も描いているから、めちゃくちゃ分かりやすい。

安政の大獄のせいで、井伊直弼には怖い強権的なイメージがあって好きじゃないけど、今回の青天での井伊大老には、同情してしまう一面もあるな、と。
徳川家定もアホっぽいところから一転、コンプレックスを抱えての闇落ち、遺言というのも、なんとなく理解してしまえる。
各キャラが短時間でもしっかり描かれて、それをしっかり演じられる役者が揃っているところが、青天のすごいところだな、と感心。


さて一方の農村パート。
栄一の恋愛パートの芝居が下手だと、ネットでちょいちょい見かけるが、いやいや恋愛パートの重要度が低いだけで、芝居はうまいと思うわ!
これまでの栄一は、喜怒哀楽のはっきりした分かりやすい芝居をしていた吉沢さん。
恋愛パートでは、一転、細やかに演じている。特に目の芝居で内心の躊躇を表している。
大きく分かりやすい演技から、細かく繊細な演技と、芝居を分けているから、分かりにくのかもしれない。
あと、恋愛パートの「間」だけ、映画的になってる。妙に「間合い」を長く使っているというか。
とはいえ、多数の人に「下手」と言われたなら、それは今後の吉沢さんの伸びしろでもあるな、と思ったり。
テレビサイズ的な演技での恋愛芝居も、今後学んでいけばいいのよ。そして、それをテレビ、映画で使い分けていけたらいいんじゃないかと。
もうね、ポジティブシンキング!!


だってさ~、栄一パートつまらん!とか言われても、今に見てろよ!とか思うわけ。
現状、栄一が動いてないだけで、
栄一が活躍し出したら、すごいから!!
手のひら返しで、吉沢亮すげえってなるから!!
それくらい、吉沢さん信頼してるから。うん!!
たぶんね、現場もそうだと思うんだ。
吉沢さんを信頼して、良い作品を作ってやろうっていう意気込み感じるから!