推しライフ徒然草

推し(吉沢亮さん)への愛と考察と妄言のつぶやき

青天を衝け~感想~第5話

勉強になったこと。
・悲憤慷慨
士農工商はもう教科書に載ってない(←マジかっ!)

前回、身分制度の理不尽さに悲憤慷慨していた栄一からの、突然の日常回。
展開は嫌いじゃないけど、テンポがイマイチ。
栄一が姉さまの後を追うシーン×2回
姉さまが滝つぼで黄昏れるシーン×2回
破談の前と後で、それぞれシーンを挿しこんだのだろうけど、
シーンの長短の配分なのかな?なんとなく間延びして見えるというか、くどい感じがしたな。
村川絵梨さんのなか姉さまの芝居がうまいから、もっとギュッと圧縮した感じでも十分伝わる気もするけど。
ただ、山中の滝やら、緑が続く畑やら、広々とした場所でマイナスイオンあふれる背景が、ドラマ全体に奥行きを与えている感じで、とても素敵でした。


あ、今回の吉沢さん。
アバンタイトルシーン、すべて良き!
「承服できん、承服できん、バカバカしい!」と憤りがおさまらず、うわーっと叫び出すあたりは、子供が自分の感情を制御しきれない様そのもの。
惇忠兄ぃと縋るような声と表情もまた良き。
アヘン戦争描いた本を読みながら、これはヤバいぞと焦燥感に満ちたドアップ!毛穴レス&下まつ毛長っ!!じゃなくて、焦燥感を目だけで演じられるのもすごいな~、と。
・祈祷師論破シーン、生き生きしてるわ~!
祈祷師に家に上がりこまれて、ふてくされる表情がポイント高。
理路整然と反撃、たたみ込んで追いつめていくところが今回の見せ場!
帰ぇれ帰ぇれの言い方も好きだわ。


と、良い&好きなところ多いけど、あえてのダメ出し吉沢さん。
今回、アバンと論破シーン以外は、ちょっと芝居が単調に見えた。
声のトーンを、少年時代用に作っているのは分かる。分かりやすく演じてるのも。
でも、5話までくるとこちらも慣れてくるから、ワンパターンに見えちゃう。
パターンに慣れるというか、芝居が想像できてくるというか。
なので、間合いやリアクションの仕方が工夫のしどころなんだろうけど、たぶんこの辺が経験値の差なんだろうな~と、ちょっと思うわけよ。
同年代との共演が多く、実力演技派の諸先輩方との共演がそんなに多い方じゃないから、そのあたりの蓄積がまだ足りない感じ。
逆に言えば、そのぶん伸びしろがある!ということ。
今回の大河で、経験値うえの役者さんたちとできるだけたくさん共演して、吸収して、蓄積して、吉沢さん自身の俳優としての財産にしていって欲しいわ。
一段階うえのステージにあがるために、このタイミングでの大河初参加初主演というのも、とてもナイスなタイミングだったと思うんです!


そしてそして。その経験値が積み重ねられたベテラン俳優。渡辺いっけいさんの藤田東湖!素晴らしかったです!
慶喜に語りかけるところなど、特に美しささえ感じました。
あれが「所作」、というものなんですかね。
いや~素晴らしかった!!
なのに、早々と退場されてしまわれた…涙

 

来週は、栄一と慶喜がニアミスなのかな?
あ、くさなぎさんはせっかく表情がいいんだから、Hの滑舌とブレス処理をもうちょっと頑張ってくださいよ~。
そして、番長こと板橋駿谷さんも登場!なつぞらメンバー!
あと、お千代とのラブパートも進むのかな?
楽しみ楽しみv


あ~日曜日が待ち遠しい~