推しライフ徒然草

推し(吉沢亮さん)への愛と考察と妄言のつぶやき

大河とキングダム

つい先日2022年大河ドラマ三谷幸喜脚本、小栗旬主演と発表されましたが、発表早いね~。
鎌倉時代の北条。手堅く時代劇で、ハズレなしの鉄板の布陣できたな、と。

 

でも、その前に!!!
2021年の大河主演は、吉沢亮!! 

昨年9月に発表された時は、業界人も驚愕の人選!
ファンもビックリ!というより、ビビったニュース。
まぁ…いろいろ言われてる通り、いだてんの惨状みるに、大河の主役を一年半の拘束期間込みで引き受ける俳優がなかなかいなくて、第二第三の人選だったのかなとは思いますよ。
でも、吉沢亮サイドは、勝負を賭けた!!その野心に拍手。 

 

火中の栗を拾ってくれた上に、若輩者が主役をはるということで、
NHKの製作サイドとしては、逆にその次のキャスティングがしやすくなったのは確かじゃないかしら。
いだてんで視聴率のハードルが下がったし、
若手俳優を起用して主演のハードルも下げたし。
それで、満を持しての小栗旬主演も実現できたのでは?――と、うがった見かたをしてしまうわ。

 

普通に考えても、
20年 麒麟が来る⇒鉄板の戦国時代劇。長谷川博己、40代俳優。
21年 青天を衝け⇒人気微妙な幕末~いだてんで惨敗の近現代。吉沢亮、実績少ない25才。
22年 鎌倉殿の13人⇒鉄板の時代劇。鉄板の布陣。三谷&小栗旬。人気の30代俳優。
ど~~~みても、21年の大河は、捨て枠とまではいかないけど、お試し枠。
脚本も、いだてん同様、朝ドラ枠の大森美香
題材も、いだてん同様、新紙幣発行前の政策忖度ドラマ。
そして、
若干25歳の実績少ない俳優に大河ドラマの主役が務まるのか――と言われても反論できない状況。

 

でも、火中の栗だろうが、若輩だろうが、チャンスはチャンスだし、
勝負を賭けてきた、その度胸が面白い!ワクワクする!
仮に事務所のゴリ押しがあったとしても、最終的には、本人の意思決定があったと思う。
本人の意思がなきゃ、1年半も撮影務められないだろうし。

で、大河で勝負に出た吉沢亮だけど、キングダムの政ともしかして同じ状況なんじゃない?
奪還した玉座に座りつつ、呂不韋たちとの熾烈な駆け引き。
大河で主演という座につきつつ、海千山千の俳優たちとの演技合戦。
大河の経験は、キングダム続編での政に、きっといい影響を与えてくれるだろうな、と。

 

しかも題材が、これまた面白い。
渋沢栄一。近代日本経済の父。
論語と算盤」では、国家国民全体が豊かになるためには、道徳に基づいた経済活動と利潤の還元が大切だと説いた、理念の人。
人間観察の極意まで説いていて、これから中華統一する王様の政にはピッタリの題材ではないかと。
人間形成としてもためになる部分が多々あり、それを自分の中に落とし込んで演じていく機会が与えられた吉沢亮は、俳優としても人間としても、幸運なことなんじゃないかなとも思ったり。

 

また、松橋Pが亮くんとの対談(SPUR)の中で、
「キングダム以外で、何かひとつ続けられる作品を一緒に…」と話してましたが、
要は、亮くんに、もうひとつ代表作を作らないと…って感じのニュアンスなんだと思うけど、
その対談のほとんど直後に、大河主演抜擢ということで、タイミング的にも神がかっているというか、運命というか。

もしかしたら、政をまっとうするために大河主演に選ばれたのでは?と思うくらいリンクしてるなぁ、と。
勝手に、そんな妄想に浸ってしまいました…。