推しライフ徒然草

推し(吉沢亮さん)への愛と考察と妄言のつぶやき

青天を衝け~感想~第35話

おもてなし…というか、奥方たちのきゃぴきゃぴ女子トークが面白かった!
女子はいつの時代も女子なんだなぁ~v
現代と変わらないガールズトークの恋バナとか、大河で見られるとはw
ニッコリ白い歯みせた笑顔でキラキラ効果音が、大河で流れるとはw
こんな回があってもいいじゃない!

しかも、ガールズトークとはいえ、小栗上野介の顛末や夫たちが敵味方で争っていたことなど、きちんと幕末の悲劇をふまえた上で乗り越えて、前向きに生きて行こうとする女子たちの会話になっていたことが、とても好印象。

また、前回から引き続きお千代ピックアップ回でもあり、お千代がキラキラしていた!
最新の髪型に気後れするような奥ゆかしさを持ちながら、
栄一が我が家にグラント将軍を招くハメになったと困っていたら、
それは僥倖!と(いつぞやのパリ派遣を命じられた栄一を思い出す)
千代には珍しく
「ぐるぐるいたします!」
と、栄一が困惑するほど、張り切りだす。
この時の栄一の反応「ぐるぐる…?」とどこから声を出してるの?という上擦った声で、『えっ?えっ?』と戸惑い感満載の声と表情にクスッと笑いがこぼれた。
こういう細やかな反応の仕方が吉沢さんうまいな~。

そしてパリ編でのポトフが、この回のおもてなし・煮ぼうとうにつながるとは!
すごい脚本構成力!
無駄なシーンがない!とは、このことか!という感じで感服。

あとグラント将軍の接待アレコレでは、
福地役の犬飼くんの演技が、なつぞらの時よりすごく成長してる!
演技上手くなってる!と、微笑ましく思いながら見てたわ。

そのグラント将軍。既に大統領ではなくなっているため、接待することに疑問を覚える伊藤に、栄一はそんなことどうでもいいや、と。

「お千代のあんな顔を見るのは、初めてだ」

吹っ切ったようにこちらもいい笑顔で、お千代に煮ぼうとうをよそってもらう。
いい夫婦感が散りばめられている。

そして、お千代を言葉惜しみなく褒める栄一。
「お千代は世界に冠たるおなごだ。極上だ。かけがえのねぇ、奥様だ」
「惚れ直した。ありがとう、お千代」
そう感謝して抱き寄せる。
とても睦まじい夫婦のいいシーン。

……だけど、ね。
いや、おまえ浮気したじゃん。…となってしまうのですよ。
お妾さんをインパクト登場させてしまった弊害で。
そのため栄一の感謝の言葉にも、説得力がいまいち欠ける。
共感したいのに、共感できない視聴感情があるのですよ。

お妾さんと奥様とは、別!
という考え方も分かるし、当時の風習も理解しているのだけど、
こればっかりはねぇ…感情の域で拒否感あるんだよねぇ…
この回も、ちょくちょくお妾さんの姿があったからこそ意識してしまうわけで…
モブ化してるなら出さなくてもいいと思うんだ…
しつこいようだけどさ…
青天の栄一には妾問題入れないほうが良かったよ…
お千代との夫婦の絆を描くなら尚更に。
純粋に楽しんで視聴できなくなってしまったからさぁ…

吉沢さんと橋本愛ちゃんが、いい夫婦のお芝居をしているから余計にそう思っちゃうのよ!

ほんと役者の演技力が高い者同士だと、
いい夫婦感が、きちんと伝わってくるし、絵としても美しい!
二人とも若いのに、素晴らしい役者だわ!!!

そして、予告…
予告だけでつらいわ…