推しライフ徒然草

推し(吉沢亮さん)への愛と考察と妄言のつぶやき

年内終了

「青天を衝け」年内終了が決定。
予想していたこととはいえ、正式発表されると、やっぱり悔しいよなぁ。

でも一番悔しいのは吉沢さんだよね。
俳優人生で1回あるかないかの大河ドラマ主演。
初出演で、初主演。
それが、全話放送とならずに、短縮。
麒麟越年により、2月スタート。
予定されていたパリでの海外ロケも中止。
コロナ禍でスケジュールが狂ってしまったシワ寄せを一身に受けてしまった感じ。

パリロケ中止決定が20年11月。
麒麟の越年が決定したのも同時期。
おそらくその頃に、青天の21年内終了が決定し、脚本等の調整をしたんだろうなぁ。

だけど、吉沢さんはその悔しさをちゃんとバネにして成長できる人。
初主演舞台ぶっせんで客席半分埋まらず悔しい思いをして、逆に火がついて、俳優で一番になりたい!と野望を抱くお方ですもの。
反骨心ハンパないって!!
しかも、主演決定時には、実績不足と叩かれ、捨て大河とまで言われ、おそらく本人の耳にもその声は届いていたと思う。
あげく某先輩に関わる悪質な誹謗中傷も受けた中でのクランクイン。
万全の体制で大河の主役に挑みたかっただろうに、
周囲の雑音やコロナで心穏やかではいられない日々もきっとたくさんあったはず。
それでも、精一杯やれるだけのことはやろうと、難関の大河主役に挑み続けているのだろう。
そして、この大河主演で培った経験を糧にして、さらなる成長をし、飛躍し、いずれ名優と呼ばれる俳優になっていくはず!!!!
いままで幾度も前評判を手のひら返しさせてきた、吉沢亮のすごさを思い知れ!!!

 


とはいえ、ちょっと愚痴…。

青天の現場は役者もスタッフもプロ意識高く、充実した雰囲気に見える。
だけど…

NHK本体からは、めっちゃ舐められてるよな~とは思う。

まず、正月恒例の大河番宣特番がなかった。
麒麟越年の影響もあるけど、番宣くらいやっても良かったでしょうに。

そして、青天放送開始前に、次年鎌倉大河の派手なキャスト発表。
青天より鎌倉推しというのがモロ分かりでしょ。
せめて放送開始「後」にやって欲しかったわ。以降もちょいちょい趣向をこらした追加キャスト発表。
青天の広報ももっと仕事してよね!
もとから、吉沢さんの大河主演発表のすぐ4ヶ月後に鎌倉三谷脚本、小栗主演の発表が早すぎて、青天が捨て大河呼ばわりのキッカケにもなったしね。

今回オリンピックによる休止に際しても、青天への配慮がほとんどない。
麒麟の総集編をゴールデンタイムで放送するのに、
なぜ、青天の総集編を深夜放送にするのか?
青天もゴールデンタイムで放送してよ!!
まったくもって青天を推すつもりがないのモロ分かり。

しかも全体的に大御所や売れ筋のキャストをなかなか引っ張ってこれてない。
北大路欣也平泉成小林薫堤真一草なぎ剛と、第一弾のキャスト発表を超える玉がない。
その代わり、若手イケメン実力派を配してくれてるから、Pやスタッフも頑張ってるとは思う。
でも、栄一を引っ張る側に主役級の役者がいないのは、例年に比べるとやっぱり格落ち感があるのは否めない。
とはいえ、演技派が揃ってるから面白くなってるのが幸い。このままのクォリティ維持でもいいのだけど、もう少し「引き」が欲しいのも本音。

西郷どん以降、大河は働き方改革で全47回。
麒麟は当初オリンピック休止含め44回。
青天が41回。残りは18回。
第29回でようやく明治新政府に仕官で…残り12回。
富岡製糸場
・銀行設立
この2つはやるとして、他に個人的にやって欲しいのは、
・抄紙会社への大蔵省の横やりと地券発行の騒動
・横浜の蚕卵紙焼却事件
・三菱との海運競争
…12回でこれらのエピソード入れられるかな?
銀行設立で打ち止めかな?
一番有名な岩崎弥太郎との対立がないってこともありうる可能性。
ええ~やっぱり断然回数少ないわ……涙

しかも、この他に慶喜公の名誉回復の話しも入れるわけでしょう。
このままの流れだと栄一の一番の活躍どころがショートカットだから、渋沢栄一の大河というより、慶喜公名誉回復が主題の大河になっちゃうんだよなぁ…主役渋沢栄一じゃないんかい!?ってなってまうわ。正直、それも腹立たしいわな。
前年麒麟明智光秀の山崎の合戦が描かれなかったパターンとちょっと似てる。
最後端折りすぎて雑…となってしまうことに、いまからちょっと心痛めてるわ…涙

 

とはいえ、ね。
ポジティブに考えるなら…。

年内終了を残念がる声がものすごく大きいということは、
それだけ青天大河が好評であることの証。
あんなに捨て大河とか言われてたのにね。
実績不足の吉沢亮だとダメとか、渋沢栄一が題材だと弱いとか、
散々な言われようだったのに、それを覆しての反響。
多くの人が楽しみに、面白いと思って視聴していたことが分かって嬉しい。

吉沢さんが頑張った結果!!
もちろん脚本、演出、スタッフ、他の役者陣の頑張りもあるけれど、
吉沢さん自身がいい演技をしてみせたから!!!

そして、役者・吉沢亮の評価も上がっていると思う。
顔が良いうえに、シリアスな芝居もコミカルな芝居もできる。
大河主演の重圧に耐え得るメンタルの強さ。
長期間の撮影に耐え得る持久力と忍耐力。
体調管理の調整力と、スキャンダル無しの安心度。

若手主演の大抜擢だっただけに、業界における注目度は高かったと思うし、
信用度が上がったと思う。

おそらくキングダムの好演で、オファーはたくさんきてただろうけど、
青天大河を経たことで、さらなる良いオファーが舞い込むことだろう。
良い企画に参加できて、挑戦しがいのある役柄を得て、充実した仕事ができるよう、また選べるような役者になっていったらいいなと思う。


青天の年内終了は決定した。
これまで面白い大河を作ってきた青天スタッフ&役者陣だから、
残り18回も、きっと面白い大河を作ってくれるはず!

頑張れ~!吉沢亮っ!!!!