推しライフ徒然草

推し(吉沢亮さん)への愛と考察と妄言のつぶやき

青天を衝け~感想~第23話

太夫と最後の将軍。
パリでの金策&欧州視察はショートカット、薩摩の暗躍、大政奉還、パリでの断髪式。
何、この駆け足感?ってくらい、話しがギュッとつまって、端折って、と怒涛の展開すぎて落ち着かない回でした。

 

それでも髷を落とすことになっても、どこかわくわくしてる篤太夫
こっちまで何だかわくわくしてきて見てしまう。気持ちが伝染する。
吉沢さんの表情だけでそれが分かるし、共感を導き出してるのがすごい!と思うのよね。
そして、新しいことに一番に勇んで向かう心意気の篤太夫
それとは逆に、切腹とばかりに辞世の句まで読んで断髪する水戸の武士たち。
新時代に適応する人と、旧時代の価値観からなかなか抜け出せない人と、
コント仕様になってたけど、巧みな演出。
ゲラゲラ笑わせてもらいましたがw

 

七三どころか九一くらいにピタリと前髪分けて、ギャグでしかない髪型でも何となく見れてしまう吉沢亮の顔の良さ。アザス!
せっかく見分けつきだしたパリメンバーだけど、断髪して誰が誰やら…。
リヒトくんは、断髪しても貴公子然としていて、本当ナイスな配役。

 

軍人ヴィレットと商人エラールが対等に話すのを目の当たりにし、
欧州視察でのベルギー国王が特産品を売り込む姿など、
身分に関係なく、皆が同じ立場で、国のために励み話し合うのに感銘する、一連のシーン。
まるで舞台上でのセリフ回しだけど、
エラールに話しかけるトーン、独り言的なトーン、皆に言い聞かせるトーン、
微妙に変化させて喋ってるから、とても聞きやすいし、分かりやすい!!
そして、栄一が何に感動しているのかが、ちゃんと伝わってくるから、すごい!!
ここはプロデューサーズでの経験が活きているな~と思ったシーンでした。

 

あと、何と言っても今回は、北大路欣也さんの徳川家康ね!!!!
ひと言も喋らないのに、表情のみで圧巻の芝居!!!!
すげぇ~って声上げちゃったわよ。


ただ直前の草なぎ慶喜がなぁ…セリフが軽すぎるわ。滑舌というより舌の動きそのものが軽すぎて、言葉がふわふわ浮いていくから、ちゃんと耳に入らず、話しが頭に入ってこん。短いセリフはまだしも長いセリフはダメだなぁ。雰囲気はいいのにもったいない。

 

あ、要潤の春嶽も良かった!!ってか、要さんってこんな重い演技できるようになったのかと、嬉しくなったし、ちょっとファルファルが楽しみになったわ!!!

 


次回は8月15日か。
とりあえず映画を観て、凌ごう!!!