推しライフ徒然草

推し(吉沢亮さん)への愛と考察と妄言のつぶやき

青天を衝け~感想~第22話

太夫、パリへ。
週末の無敵マイキーで頭がいっぱいでなかなか切り替えられないまま視聴。
というか、この演技の振り幅よ!

新しい体験にぐるぐるワクワクしてる篤太夫
その気持ちを一緒に体験させられているような感覚をなんといえば言いのでしょう?
見てるこちら側も一緒にワクワクしてしまうから、見てて面白い大河になっていると思うのですよ!!!

船酔いでヒーヒー言ってたら、水を差し出されて感謝して振り向いたら、宿敵の異国人でギョッとして、でも杉浦が礼を述べると見習って発音thの舌チラリで「テ、テンキュー」大爆笑www
西洋の食事にも、銀の矛ってwww
杉浦の見よう見まねでバターぬってパンをパクリで感動!
コーヒーをがつがつスプーンで突く謎の行動。黒く濁ってるから中に何か入ってたりしないか確認したのかな?それでも飲んで「すこぶるさわやか」とか言っちゃうあたりw
前向きに新体験を楽しんでる様子が、はっきりと視聴者に伝わってくる!

 

パリの凱旋門&万博会場シーンは、CG班は頑張った!
ちょっと合成っぽさは否めないけど…
とりわけ吉沢さんの「向こう側」を見つめる眼差し、パリの街並みを見晴らすその瞳の表情が、とても素晴らしかった。
新世界を見た興奮と感動を伝えてきた!!
万博会場のエレベーターに乗り込み、上昇に驚き、光りが篤太夫@吉沢さんの瞳を茶色く透かしてとても綺麗!同時に好奇心満々。
そして万博会場の屋根の上から、パリの街並みを見下ろしながらの「参った!」
夷狄と反発してきたのに、近代化された西洋文明を直視して、あけらかんと白旗を上げる潔さ!!
自分の小ささに気づいて、世界観が引っくり返ったことを認め、それでもなおその先を見てやろうとする探求心と希望が、篤太夫の瞳に現れていた!!
しかも、さわやかなんだよ二人とも~。
高松役の細田さんもいいね!
万博会場の屋上からの、吹き出し現在地表示も新しいというかイマドキ表現で、ネットへのネタ投下サービスかな、と笑。

 

昭武とナポレオン3世との謁見シーンは、CG班の努力の結晶だった!
現地映像との融合。これはホント合成とは分からないほどの完成度の高さ!!
そして、昭武の幼いながらも凛とした佇まいと責務を全うする覚悟とが伝わってきて、これまたリヒトくんは若いながらもすごい役者だわ!
本当、青天はイケメンでかつ演技力高い役者ばかりで見ごたえあります!

 

パリメンバーはグリーンバック撮影を本当に頑張ったと思う。
役者にとって想像以上に大変なことらしい。
無いものを有るように見せないといけないお芝居。そこに心情をのせないといけない大変さ。暗闇の中で芝居をしなくちゃいけないもののよう。
そんな役者の負担を減らすべく、いまやハリウッドとかでは、CGをリアルタイムに背景に反映させるスクリーンやカメラ技術が導入されているとか。大河でも鎌倉から導入するみたいでテスト中だとかで、夜中の番組でやってた。
青天には間に合わなかったもよう。
そんな中で今回パリメンバーの役者さんたちは、リアルに見えるように、より想像力を膨らませて、違和感なく視聴者に届けてくれたこと、本当に感謝です!!!

 

そして、そのパリでのエピソードもスピードマッハで進んでいく。
金子(きんす)の心配やアパルトマン探し、水戸の武士との調整、病院や鹿鳴館の伏線、等々。パリでのエピソードをぎゅっと凝縮した回になっていた。

 

コロナでパリ撮影断念したのが11月というから、麒麟の越年と、延期オリンピック開催を考慮し、全体の話数を減らす調整を、このパリ編で行ったんだろうなぁ…というのが透けて見えるなぁ。たぶん青天は年内終了の方向性なんだろう…。
もったいないなぁ…。
本当に良い大河なのに!

 

今回、吉沢さん主役に大抜擢いただいたけど、コロナ禍での調整も頑張って乗り越えて、回数削減も受け入れたのだとしたら、二度目の大河主役もお願いしますよ!!!!!!!